2026-06

映写室

Interview with the Azukisora#02: とある脱稿感想の風景

ヴェスタ・ラビリンス(以下、ヴェスタ):オーナー。お疲れ様です。 (タイプライターのキャリッジを勢いよく戻し、新しい用紙をセットする音)「ホルムズ・ショックのその後(After the Hormuz Shock)」——全5部にわたる長編連載...
展望台

日本財政・経済の試練の時――ホルムズ・ショック・アフター⑤

シリーズ最終回となる本記事では、日本経済の「右足(政府)」と「左足(日銀)」が協調して危機を乗り越えるための「最後の壁」について考察します。高市政権が掲げる政策は理論的には遂行可能であるものの、その行く手を阻む最大の不確定要素は「国民感情(...
展望台

日本財政・経済の試練の時――ホルムズ・ショック・アフター④

これまでの記事で日米の中銀トップの思想や日本政府の立ち位置を見てきましたが、この記事では日本経済を動かす「右足(政府の財政・経済政策)」と「左足(日銀の金融政策)」の歩調の乱れに焦点を当てます。政府の物価高対策(補助金などの支出)と、日銀の...
展望台

日本財政・経済の試練の時――ホルムズ・ショック・アフター③

前回の「日米中央銀行トップの思想の違い」に続き、この記事では日本経済のもう一つの車輪である「日本政府(高市政権)」の考え方と立ち位置に焦点を当てます。日銀が段階的な利上げへと舵を切る中、政府はいかにして景気を冷やさず、物価高や円安、そして国...
展望台

日本財政・経済の試練の時――ホルムズ・ショック・アフター②

この記事では、日米の中央銀行トップが持つ「経済思想の違い」に着目し、両国の金融政策の現在地と今後の行方を読み解きます。同じ「利上げ・引き締め」の方向を向いているように見えても、背景にある物語が異なる日米の金融政策が、今後の経済や市場にどのよ...
展望台

日本財政・経済の試練の時――ホルムズ・ショック・アフター①

この記事の要点日銀とFRBの判断の違いは、単なる金利差ではなく、経済思想の違いとして読むことができます。本稿では、ニューケインジアン的な政策運営と、マネタリズム的な物価信認重視の考え方を、講義形式でなるべく平易に整理します。この記事で扱うこ...
休憩室

どうでもいい感じの日記:2026.6.20

梅雨の季節は苦手です。湿度の高さが超苦手だからです。雨の日はそう嫌いではないのですが、その後の湿気が上がる『もわっ』とした感じが苦手でして。本日のお天気は、特に湿気が高くて、終始ぐったりしておりました。頭がクラクラしてきますし、気怠さもいつ...
展望台

日本国憲法改正・自民党案に代わる、より現実的な改正私案とその考察

この記事では、長年議論が停滞している憲法改正問題に対し、自民党案でも護憲派の現状維持でもない「第3の道」となる独自の憲法改正私案を提示します。現行憲法の基本理念(国民主権・基本的人権・平和主義)を維持しつつ、現代の安全保障環境やデジタル社会...
図書館

ユートピア都市の陰影と、犯罪の『美学』と『俗』! 『未来警察ウラシマン』が突き付けた犯罪組織ネクライムの神髄

今回、私がおすすめする作品は、1983年に放送されたタツノコプロ制作の『未来警察ウラシマン』です。一見、1983年から2050年の近未来へタイムスリップした記憶喪失の少年「リュウ・ウラシマ」が、未来警察マグナポリスの刑事として戦うという、王...
映写室

Interview with the Azukisora#01: とある脱稿感想の風景

編集局長ヴェスタ・ラビリンス(以降:ヴェスタ):――さて、共有いただいたオーナーの長編の論考、しっかりと拝読いたしました。このクロニクル・ルームのモニター越しにも、オーナーがこのテキストに込めた並々ならぬ熱量が伝わってきました。丸山眞男の「...